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金利タイプの選び方
金利が低いほどお得?
住宅ローンの負担額を考える際、利息支払いの軽減は、すなわち総返済額の軽減を意味するため、多くの利用者にとって低金利ローンは大きな魅力ということができます。ただし、一般的に、金利変動の要素の大きいものほど、当初の金利が低めに設定される傾向があるため、低金利ローンの選択には注意が必要となります。
具体的には、変動金利型の方が、固定金利型に比べ、当初の金利が低い場合が多く、その時点での毎月返済額は、変動金利型の方が少ないことになります。しかし、変動金利型では、通常、半年ごとに金利の見直しがなされることから、金利上昇局面においては大幅な負担増となりかねません。この点、固定期間型の場合、変動金利型に比べて、当初、高めの金利を設定されている場合が多いですが、低金利の恩恵を長期にわたって受けることができるため、結果的に得をするということもいえます。
2006年の日本銀行によるゼロ金利政策解除以降、金利上昇局面に入ったといわれる現在、金利が低い状態が、住宅ローン全額返済までの2・30年間、続くとは考えにくいので、当初の低金利のみを重視して選択すべきではないでしょう。
安定した資金計画を立てるには?
借入時の金利が返済時まで続く固定金利型は、返済中の金融情勢に左右されることがないため、その後の返済計画が立てやすいといえます。ただし一度固定してしまうとその固定期間が終了するまで金利は変更されませんので、市場金利が低下した場合のメリットを得ることはできません。
また、一般的に固定金利適用期間が長いほどお借り入れ金利が高くなる傾向があります。ただ、現在のような超低金利時代には、低金利による恩恵を長期に受けられ、その後のライフステージごとの返済計画をイメージしやすい固定金利型が安心といえます。
ライフプラン別、有効な金利タイプ
住宅ローンの返済は、家計における固定的な支出となるため、金利タイプについても、将来的なライフプランに基づく家計収支から、個別に検討すべきこととなります。たとえば、将来的にも共働きを続ける夫婦で、毎月返済のほかに繰上げ返済をおこなう資金的余裕があるような場合には、早めに完済できる見込みがあり、金利上昇による返済負担の増加にもある程度対応できると考えられるため、低金利な変動金利型や固定金利選択型に十分メリットがあるといえます。
また、将来、買い替えを考えているケースでは、完全固定金利型にする必要はなく、買い換え時期までの返済を安定させることのできる固定金利選択型で十分ということがいえます。住宅ローンの返済と合わせて、お子さまの教育費、老後の生活費、住宅のリフォームなど、各イベント時には大きなお金が必要になり、これらのお金はすぐに使えるお金として、ある程度用意しておくことが大切になります。利用者に転職や独立の可能性があるというような場合には、収入面での変化が考えられるため、できるだけ長く金利を固定できるタイプが安心といえるでしょう。
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